黄斑円孔

黄斑円孔とは

加齢、強度近視、外傷などにより黄斑部網膜に硝子体の牽引が生じ、円形の孔が形成され、視力低下、ゆがみ、中心暗点などの症状が出ます。

検査

眼底検査

網膜の状態をみる大切な検査です。点眼薬で瞳孔を拡げて詳細な眼底検査をする必要があります。

三次元画像解析装置による検査

光干渉断層計(OCT)により眼底の断層像を調べます。

治療法

硝子体手術

硝子体を切除し、黄斑部の内境界膜を除去して、硝子体中にガスを注入して、術後うつ伏せ姿勢で黄斑円孔を抑え、円孔を閉鎖させます。術後視力は術前の網膜状態に依存します。すなわち、術前視力が良いほど、術後視力も良好です。